原子力による海への放射線物質による汚染の記録を見ると、1950年代から何十年にも渡って英国の核燃料工場からアイルランド海に汚染水が流れ出ていたとある。またフランスの「Cap de la Hague」にある核燃料再生工場からイギリス海峡に流れ出た放射性物質は遠く北大西洋から北極海まで汚していたとある。さらに、1990年代の初期には旧ソビエトロシア時代の遺物の原子力潜水艦・砕氷船などの原子炉を海に沈めたために白海(White Sea)やバレンツ海(Barents Sea)も放射能で汚染されているという。