「1862年の5月から7月まで約2ヶ月間,晋作は上海に滞在した。戦いに敗れ米欧の植民地になりつつある清国の実情や荒れ狂う太平天国の乱などを目のあたりして大きな衝撃を受けた」 月刊松下村塾より引用
徳川幕府体制のままでは、「日本もいずれ清国と同じ状況になってしまう、いまこそ長州藩は国のために立ち上がらねばならない」 という危機感が晋作の行動をさらに過激させた。欧米を追い出せ、から一転して倒幕に傾くのである。
9月16日から9月24日まで中国まで行くが果たして晋作と同じ衝撃を受けるものが有るだろうか?それとも単なる物見遊山で終えるのか?知財立国の惨憺たる状況が中国から見えるかもしれない。(矢間)