思いがけないトラブル
大手ゼネコン会社と大手倉庫会社が手がけていた茅場町のインテリジェントビルの水道メ-タとガスメ-タの自動検針システムの注文を受けた。この注文を受けたのはNである。彼は大変な女好きであるが営業の上手い若手社員であった。自動検針システムを営業するために確保した計量器部門の若きエリ-ト?である。
当時、計量器部門に新卒が配属されることはなかった。「自動検針システムを売るにはこれまでの営業マンでは売れない、だから新卒のパリパリを採ってくれたら必ず売る」とハッタリを言って確保した人材である。因みに、この年は3人の新卒が計量器部門に配属された。そして東京、大坂、名古屋の各支店に飛ばしたのである。Nは東京の配属となった、彼は私と同じ山口県の出身である。同じ山口県でもおかしな奴は、たまにはいる。
ある日、突然この男はキヤバレ-の女と蒸発したまま帰ってこなかったのである。。即ちトンズラしたのだ。更に、Nはこのインテリジエントビル絡みの部材を全く手配をしていないのだ。トンズラした理由はわからないが部材の手配が面倒で嫌気がさしたのかもしれない。
部長に相談すると、「お前がなんとか処理をしろ」と、なった。これは当然、そうなるもので異論はなかった。工事の施工責任者や現場監督者に会って「なんとか納期を延ばしてほしい」、と泣そうな顔を作って懇願するが、とても通じる相手ではない。行く所行く所、みんな取りつくしまもない。おまけにボロくそである。答えは一つである。何としてでも納期に収めるしかないのである。(矢間伸次)
6月21日(木)弊社主催のむりょうセミナ-を開催しました。テ-マは「このまんまで良いのか中国特許出願、良い分けがないだろう、もういい加減にせんかい!怒り」という長い題目でした。参加者は60名で会場は酸欠気味?来週のブログでアンケ-ト結果をおしらせします。大変、笑えます。
今週の川柳)
1.いつ終る、渦巻き文書、目が廻る(特許調査マン)
2.判断は、あなたまかせの、日本文(特許審査官)
3.金かけず、時間もかけず、文かけず
4.国際化、言うは簡単、英語ダメ
5.一文は、一見にしかず、それはむり(ヘソまがり)
6.出願の、質をたかめろ、おまえから