本日の「日刊工業新聞」のトップ記事を見ました?文部科学省は07年度から、大学の産学連携と知的財産活用の国際展開を後押しをする新事業を始める方針を固めたそうだ。ようするに知的財産の国際展開ができる人材育成が必要ということである。またまた税金の無駄使いに成らないことを祈るしかない。
この新事業を進めていくと、必ずや「言語」の壁にブチ当たるはずだ。英語での技術交渉、契約や技術成果の紹介ができる人材は極めて少ない。もちろん「国際的活躍」ができる大学もない。いまの英語教育法では、間違いなく税金のむだつかいになること保証付き!
大学の理工系学生への英語教育は「英文特許明細書」を使うべきである。ただしアメリカ人エリ-トが書いた文章でなければ効果はでないけど・・日本アイア-ルが、これまで提唱してきた「世界に通用する特許仕様書をつくる」運動が注目されてくるはずである。英語をそのまま英語として読む「読解力」と論理的に記述する「構成力と展開力」が、日本人技術者に求められる。それを解決するには、弊社が提案する3*3方式、つまり「シノハラメソド」しかない。
それにしても、今後の「知財マン」は、国際展開できる能力が必要である。その能力が無ければ早めに足を洗った方が幸福になれるかも?国内だけで、グチヤグチヤとやれる時代は既に終ったのである。「恥罪マン」にならんことを祈る(矢間伸次)