中国の特許出願に問題がある。それは「日本企業が中国の特許法を勉強していないからだ」てなことで中国弁理士や日本人の俄か先生?によるセミナ-や論文がいろいろ発表されている。いずれにしても複雑で分かりにくい。わざと難しくして混乱させて問題の本質を隠しているとしか思えない。真面目な日本人は一生懸命に勉強しているけど無駄である。あたまデッカッチになるだけで実務に役に立たない。もっと単純にシンプルに考えるべきである。
1.中国特許庁のビジネスとして収入を伸ばすには、日本企業に危機を煽って出願をふやすこと、特許登録を増やして登録年金を召し上げるのが手っ取り早い、日本は大口のアホなユ-ザである
2.審査官は特許明細書に書かれて内容で審査すべき、余計な疑問を抱くな、、不明はそのまま処理しろ、いらんこと考える必要はない、(そのような審査指導書が審査員に対してでている)
3.意味不明は、新規性か?とりあえず特許登録してしまえ!登録年金の収入が増えるから没問題!
4.何か問題がおきれば裁判すればよい、しかし日本からの特許出願明細書を読む限り意味不明で中国に不利になることは99パ-セントありえない!
5.補正命令の内容はほとんどが、たわいのことばかりである。例えば、「」がない、とか法令に準じていないとか、
6.このような仕事は本来、担当弁理士がやっておくべきことである。これでは専門家?に依頼する意味が無い
7.担当弁理士の怠慢が(現地でも翻訳は丸投げ)補正の必要性を生み、さらにその費用を出願人側が払うとは何処まで日本人はノ-テンキなのか!お人よしも、もういい加減にすれば
8.つまるところ、いい加減な翻訳が悪の中枢である。中国代理人はこの部分は触れたがらナイ。
どうです、このように単純に考えたら問題が明らかになり解決手段も見つかるでしょう。海外と付き合うには単純明快、論理的に考える事である。なぜなら彼らはシンプル、単純であるからだ。日本の特許明細書を渡して何か質問してきたことある?日本人でも理解できないことを彼らに理解できるはずが無い、それなのに質問が来ない。此れすら不思議に思わない日本人って一体何者なの?(矢間伸次)