千葉7区の補選はキャバクラ勤務をしていた大田氏が競り勝った。千葉7区は隣区になるから関心は大である。ホリエモンが、お騒せしている時は民主党にも勝ち目があるということで大物議員(比例区で復活)の擁立を考えていたらしい。しかし、メ-ル事件で民主党の勝ち目はなくなった。大物議員の立候補は頓挫。そこで出てきたのがヤケクソ候補?の太田女史である。
ところがメ-ル事件で、民主党は小沢一郎氏を代表に選んだ。そこで飛びついたのがマスコミである。民主党にとっては追い風となった。小沢さん、テレビに出て自分の事を分析していたけど、なかなかおもしろい事をいっていた。「自分は談合とか曖昧なことが嫌いで、ものごとのシロクロをハッキリさせるから嫌われるのであろう」と・・・確かに日本人はハッキリと、ものを言う人を嫌う傾向にある。
日本の社会では論理的な考えを持つ人は嫌われるが、世界の人に自分の考えを伝えたり相手の考えを理解するには論理的思考がないと付き合うことはむつかしい。小沢さんが論理的かコテコテのアナログ的かは定かではないが、自分の言葉に責任を持つ、というところでは期待がもてそうである。
当選した大田女史は「元キャバクラ」のスキャンダル?をマスコミに面白おかしく報道されたが、その記事を書いた記者はキャバクラにお世話になったことはないのかなあ~?マスコミ連中は、リッパなこと、もっともらしいことを言うけど、人のこと批判できるほどの「君子」とはおもえない。ただ面白がっているだけで知性は低い。でもキャバクラってそんなにいけないところなの、程度にもよるんでしょうけど、わたしは若い頃お世話になったことあるヨ!いまは、そんな元気ないけどネ。ウチのカミさんも知っていることだけど・・(矢間伸次)