新年早々、震度7の能登半島大地震が発生した。テレビニュースに釘付けになって本を読む気もならなかった。1月10日をすぎた頃から、昨年の暮れに予定していた書籍のページを、やっと捲れるようになった。
この書籍は、第一章から第三章で構成されている。第一章は、ヨーロパの誕生から近代ヨーロッパが生まれた背景が分かり易く書かれている。例えば、ヨーロパの誕生では3つの要素を取り上げて簡潔に書かれている。
第一の要素は、古代ギリシャとローマ。第2の要素はキリスト教。第3の要素はゲルマン戦士となっている。そして近代ヨーロッパのキッカケとなったルネサンス。ルネサンスによってヨーロッパ社会は世俗化されたこと、更に長い期間の世俗的社会についても分かり易く書かれている。
書籍の紹介は、さて置いて発明くんが関心を寄せていた言語について『ヨーロッパで、現在話されている言語の殆どはロマンス語、ゲルマン語、スラブ語という大きな「言語族」のいずれに分類できる』(引用)、と言った内容がこの本で書かれている。(*)勿論、例外もある
書籍「生誕100年司馬遼太郎の現在地(朝日新聞社出版2023年4月10日発行)」に、「日本人がモンゴル語をやるということは、フランス人が英語やドイツ語をやると言うことなんですね。方言を習う様なものです。(原文引用)」
なるほど!日本語と言語構造が違う英語を日本人が苦手とする理由が分かった。(発明くん2024/01/22)