最近、新聞だけでなく雑誌や書籍等でも日本の英語教育の在り方について「英語教育システムに問題がある」「子供達の英語嫌いが増えている」といった記事が目につく。
つまり「AI翻訳」の進歩で日本人の英語苦手は解消され英語の障壁は低くなり日常生活の中で英語が抵抗なく使われる時代になる。美術、音楽などと同じ様な位置づけで英語のカリキュラムを作れば、子供達の負担は軽くなり、彼らは自分の好きな勉強に時間が取れるようになる。英語が選択科目になれば受験生達の負担も軽くなる。といった内容である。
英語が話せない、読めない、書けない、の三拍子揃った「英語苦手」の発明くんには能書きを垂れる資格は無い。しかし「文化が言語を作り、言語が新しい文化を生み出す」という基本的な考えは理解できている。
書籍『生誕100年司馬遼太郎の現在地』で、司馬遼太郎さんがモンゴル語と日本語の言語構造は似ていると述べている。なるほど、モンゴル出身のお相撲さんが日本語を上手に話せる理由が分った。因みに中国語と英語の言語構造も似ている。なるほど、英語が得意な中国人エリートが多い理由も分かった。(発明くん2023/11/15)