アメリカ様の後追いをやめて、日本の強みを生かす
IT技術は、業種を問わず様々な場所に組み込まれている。その役割は、業務の効率化、即ち生産性を高めることである。その中にテレワークもある。しかし、テレワークにも限界がある。それは人と人が直接会わなければ解決が難しい、人手を介して解決するといった現場仕事である。
アメリカ発のドライコミュニケーション技術は、世界をネットでつなぐことに成功した。いまさらアメリカ様のビジネスモデルをまねることはできない。何故なら、日本には金がない、国の支援もない、人もいない「ない、ない尽くし」の状態にある。日本はアメリカ様の後追いはやめた方が良い。しかし、このプラットフォーム(基盤)を活用しながら日本の強みを活かすことはできる。では、日本の強みとはなにか。
アメリカ企業で活躍されていたクリヤさん著作の「筋の良い研究テーマアメリカの発掘法」から引用する。
【アメリカ人は独創力、想像力に優れているという。そして日本は物まねが得意なだけという。果たしてそうか。アメリカ人が遺伝子的に日本人より独創的でチャレンジ精神に富んでいるとは思わない。第一アメリカ人という人種は無いはずだ。アメリカには日本にない緊張感(ドライビングフオース)があり、それが上手く?キープされていることは認める。
第一の緊張感は学歴による明確な待遇差である。第二は人種間の緊張である。南北という問題とは別に、あらゆる国から優秀でハングリーな人材の流入がアメリカには常にある。第3の緊張感は、日常茶飯事のレイオフである。日常的なレイオフは人の行動に大きな影響を及ぼす。レイオフされたときに、次の良い仕事見つけるのに備えて、人は、自分の商品価値を高める努力をする。それには、細かな改善、改良を地道にするのではなく、目立つ仕事、つまり新しいことへの挑戦に人を駆り立てる。これがチャレンジ精神の源となっている。
もう一つ、アメリカには日本にない多様なものがある。国土が広く多様な人種の存在は多様なニーズを生む。新しい通信、コミュニケーション手段にしても広い国、多人種国家にはそれだけ強いニーズがあったから発達したのである。
アメリカの広い国土を羨ましがってもこれは無理だ。逆に日本の国土の狭さに起因するニーズを追求すればよい。それが日本の創造力、あるいは独創力である。小さな国には大きな国ほど多様なニーズはない。しかし、小さな国で必要なものは大きな国にも必ず受け入れられる、という実績がある。密度と深さと均質な国が日本の創造力の源と言える】。
以下は、発明くんの独断と偏見に満ちた意見である。もうひとつ日本語を上げたい。日本語は日本人しか理解ができない。日本語によるコミュニケーションは、日本人だけの特権である。日本語は日本の、技術、知識、情報を発信することのないブラッホールとなっていた。小型で、高機能、高品質の製品に関する技術論文や日本特許明細書は、外国人には読めない。これが日本の高度経済成長気を支えてきた源泉にもなっていた。(笑)。しかしグローバル社会では「阿吽の呼吸で以心伝心を期待した日本語」は、今では足かせとなっている。世界へ「物・事・考え」を伝える為の普遍的な日本語表現、即ち「文明日本語」を持つべきである。(発明くん 2020/08/21)
(*)名こそ惜しけれ、日本人の美学の核
https://nihonir.exblog.jp/2357791/
(*)日本人のアイデンティティを失うな
https://nihonir.exblog.jp/24182259/