2017年は、あと半月で終わります。本年最終のブログは「知財力テス」トの紹介です。IPMAのホームページ(*)にアップして、1ヶ月過ぎましたが、意外にも多くの方々が面白おかしく楽しんでいるようです。年末年始で多忙な日々を過ごされていると思いますが、気分転換に訪問してみてください。
(*)こちらのページからアクセスできます
https://www.ipma-japan.org/index.html
点数は、甘くも辛くも自分で勝手に入れて、勝手に集計して、勝手に判断して、お楽しみ下さい。因みに結果の責任は負えませんので、なるべく高い点数を獲得して新しい年も気分良く仕事に励んでください。
【知財マンの適性テスト】:知的財産の仕事は専門性が高く、多岐分野に及び、多様な能力が求められます。知財マンに求められる能力を、思いつくままに羅列し、テスト形式にしてみました。設問は6カテゴリーに分けていますが、合計90あります。獲得点数で、こんな緩い評価をしています。
A):知財人財=会社に利益を齎せる人 B):知財人材=会社にとって期待できる人 C):恥財人在=ただ会社に居るだけの人 D):置財人済=御用済みの人 E):痴財人罪=会社に損害を齎す人
【知的財産部の「知財力」評価テスト】:知財部の皆さんが「あれこれ」」と楽しみながら「我が知財部」を評価するというコンセプトです。設問は2カテゴリーで、合計40あります。例えば、「知的財産部の社内評価(地位)は高く、三位一体(事業推進部門・研究開発部門・知的財産部門)の知財を重視した「知財経営」の戦略体制が整っていますか」等といった設問です。部内での「軋轢」が起こらないように「寛容の心」と「遊び心」を持って、前向きに採点することで知財部が元気になれると思います。
【発明技術者の「知財力」評価テス】:”会社を元気にするのは発明者の「知財力」です”というコンセプトです。設問は、3カテゴリで合計60あります。強調したいことは、技術者が知財と関わるわることで、1).技術者が自ら課題を発見し、2).その課題解決を具体化するプロセスが理解できます。3).つまり「課題発見能力」と「課題解決能力」の両方が鍛えられます。
詰まるところ、自らの課題を認識できない技術者は会社から大事にされません。特許は、技術者の為にあるのです、知財部の為にあるのではありません。知財に無関心な技術者は、いずれ淘汰されます。「知財力」を鍛えて輝きあるスター技術者を目指しましょう!ということで、技術者さんへの応援(エール)です。この知財テストで自分に不足している知識やスキルが発見できるかもしれません。その部分を補強(勉強・経験)すれば、更に強い技術者になれます。
皆さん良いお年をお迎え下さい。また新しい年も引続き、どうぞよろしくお願いします。(発明くん 2017/12/13)