発明くん便り12月号:出版予定のご案内
2012年もいろんなことがありましたが、なんとか新しい年が迎えられます。これも皆様方のご支援のお陰です、ありがとうございます。2013年の新しい年もどうぞよろしくお願いします。
私事で恐縮ですが、2013年1月下旬、一般社団法人発明推進協会様から、矢間の「編著者本」が出版される予定です。本のタイトルは、未定ですが【日本の物づくり技術が守れない日本の特許】という感じです。この本の主旨は、①【特許の力で、自社の技術ブランドを築く】、②【特許の力で、ビジネスパートナーを引き入れる】、③【特許の力で、侵害者を排除する】、しかし、残念ながら日本の特許にはその「力」がありません。では日本の特許は、なぜ世界で通用しないのか、その本質の問題を提起したつもりです。
「技術立国日本」を復活させる一つの手掛りとして「知財面」から切り込んで見しました。特許の力で元気な日本を取り戻すことです。一人でも多くの方に読んで頂ければ嬉しいです。(矢間伸次)
【要約(*)】特許明細書は発明技術の説明書である。技術は、まさしく文明である。文明言語であれば文化と民族は異なっても、物を観る方法、考える方法、原理、技術、社会の仕組み、法制、システムなどを世界へ伝えることができる。情感として何らかの感動を与える文章の世界ではなく、伝えたい事実を正確に理解してもらう目的の文章は、正確さが第一である。世界の人々に何ごとかを(物・事・考え)正確に誤解なく伝えるためには、好むと好まざるに関わらず、論理的に明快に記述する必要がある。我々日本人は、この世界の共通事項を誤解なく伝えるため、もう一つの日本語を持つことが必要である。それが第二母語としての「文明日本語」である.「グローバル知財」に於ける特許戦争(IP戦争)とは、詰まるところ言語の戦いとなる((*)篠原語録から集約編集しております)。
(予定書籍の目次は、http://www.nihon-ir.jp から見れます)。「リンク」日本アイアールからトップ画面に入れます。トップ画面のトピックス欄へ