11月9日、2012年度、特許情報フェアーが終わりました。3日間で何人の入場者があったかは定かでありませんが、昨年よりは少し賑わっていたかなと思います。これといった目新しい商品は見当たらなかったようです。来場者に「何をお探しですか」、つまり、「何か課題を持って、来場したのですか」と聞いても「別に~」と実に素っ気無い人が多かったです。関心の無い商品説明をされて、引き止められたら大変だ、という思いが滲み出ている方が結構いました。そんな中で、弊社の資料(主に中国関連)を持ち帰っていただいた方、本当にありがとうございました。また、その時に名刺を頂きましたが、今月からメルマガをお届けましす。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
弊社の企業プレゼンテーションは最終日の最終時間という条件で「がら空き」を心配しましたが、おかげさまで定員を超えてくれたようです。期待に添えられる話が出来たか否かは定かではありませんが、難しい時間の中、わざわざ参加してくれた方々に感謝を申し上げます。話の内容は「日本の物つくりが守れない、日本の特許」ということで「世界で通用しない(戦えない)日本特許明細書」を取り上げました。すなわち「特許(IP)戦争とは、詰まるところ言語の戦いである」と言う主旨です。この話を聞いて、初めて聞いたと「ビックリ」された方もいました。意外ですが、この本質の問題について、深く考えてこなかったという方が案外と多い気がしています。(矢間伸次)